
DV(ドメスティックバイオレンス)とは、家庭内・夫婦間・恋人間における暴力を指します。中でも夫から妻子へ、男性から恋人の女性へというケースが最も一般的です。
いくら家族や恋人とはいえ、DVは立派な暴力。被害はケガなど身体的な影響にとどまりません。度重なる恐怖から精神に深いダメージを負ったり、時には殺人という結果さえ招いてしまうのです。


大半のDV加害者には、自分がDVをしている認識がありません。あくまで教育、または愛情表現と考えています。相手に危害を加えているとは少しも思わず、誰かに指摘されると「自分を否定されている」と感じ、状況はさらに悪化します。
被害者には2通りのタイプがあります。第1は、自分がDVにあっていることに気づかないケース。長年生活を共にしているとDVに慣れてきます。暴力を夫の愛情表現だと受け入れ、暴力を振るわれることで「愛されている」と感じ、たまに優しくされると安心してしまうのです。
第2は、DV被害者であることを認識していても、現状の生活から抜けられないケース。夫から離れたいと思っても、両親が他界している、他に身寄りが無いといった場合、DVの環境から抜け出せません。金銭管理を夫がしており、自分で使えるお金がないというケースも多く見られます。
DV被害者は、DVの初期段階では「夫・彼氏(パートナー)の一時的な感情の爆発であり、いずれ無くなる」等と考える傾向にあります。
長期的なDV被害を受けている方には、相手を怒らせている自分が悪いと考えてしまっている方も少なくありません。
以下のような考え方は、、DV被害者特有の考えです。当てはまった場合は早急な関係改善をお薦めいたします。

DV相談事例 千葉県在住Cさん 34歳 女性
私は前夫と離婚し、子供2人と生活していました。知人の紹介で現夫と知り合い再婚。現夫との間に2人の子が生まれ現在は6人暮らしです。夫は結婚してすぐ仕事を辞め、以降は定職についていません。そうして1年が過ぎたころ、夫が子供に暴力を振るいました。
確かに子供は悪いことをしましたが、注意すれば済むことです。夫を止めた私も暴力を受けました。ですが次の日、夫は妙に優しくなり「昨日の暴力は何だったの?」と思っていました。
その1ヶ月後。夫はまた子供に暴力を振るいました。今度こそ明らかなDVでした。それ以降、DVは定期的になり、私は離婚を決意しました。
しかし夫は離婚に応じてくれません。
私は両親共に他界しており、兄弟は頼れる状態ではありません。借金は200万まで膨れ上がっています。次第に夫は私の行動全てを監視するようになり、暴力におびえて日々を過ごしています。

身内であるご兄弟に連絡をとり、Cさんの現状を知っていただきました。ご兄弟は大変な事態であることを理解してくださり、解決のための協力を得ることが出来ました。
何より必要なことは、まず夫と離れることです。ご兄弟の協力のもと、Cさんと子供たちを一時避難場所へ移動。そして最寄りの市役所でシェルターへの避難申請を出しました。許可が下りないことが多いのは承知の上での対処でしたが、運よく許可がおりました。
数日後、家に残っていた財産と最低限の衣類を持って移動を完了。DVからの避難が成功しました。新しい環境での生活が安定した頃、Cさんは改めて夫に離婚届を送り、状況を理解した夫は離婚を受け入れてくださいました。
DVから逃れるために
DV被害の深刻化を防ぐには、早期の対応が大切です。まず何よりも早急に行うべきことは、加害者から物理的に離れること。加害者に話し合いは通じないうえ、被害がさらに悪化する恐れがあります。出来るだけ早く別居すべきです。
別居のためには、安全な避難場所と厳重な警戒が必要です。可能な限り身内の協力を得ましょう。私達SP解決センターも協力します。安全なセキュリティーと環境で、人生を再出発してください。
※こちらのサイトでも同様の被害について扱っています。
ぜひ参考にしてください。
SP解決センター DV被害相談サイト

