
一般にいう「セクハラ」が「セクシャル・ハラスメント」の略語であることはご存知かと思います。
その定義は相手方の意に反した不快な性的言動や経験。それに対する反応によって仕事をする上で一定の不利益を与えられたり、それを繰り返されたりすることで、就業環境を著しく悪化させることとされています。
一方「パワハラ」は「パワー・ハラスメント」の略で、職権などのパワー(力)を背景に、本来の業務の範疇を超えて、継続的に人格と尊厳を侵害する言動を行い、就業者の働く関係を悪化させ、あるいは雇用不安を与えることを指します。


東京都在住 27歳 女性
仲の良い男性上司から昼食に誘われ、なぜか飲酒を勧められました。断れずに飲んだのですが、その後「ワインを飲もう」と向かいのシティホテルに誘われました。
何度も断ったのですが、上司が部屋を開けると中にルームサービスが用意されており、半ば強引に連れ込まれた上に、職場の地位を持ち出してわいせつな行為を強要されました。
信頼していた上司だっただけに、その後の私は人間不信と対人恐怖に陥ってしまいました。今は休業して精神科に通っています。
大阪府在住 32歳 女性
ある鉄工所に契約社員として就職しました。CADの設計経験者という立場で、設計部に配属されました。そこで扱うCADは初めてだったため、2,3ヶ月はミスの連続でした。
上司は最初から私を目の敵にして「バカ、能無し、アホ」と怒鳴り散らしていました。私があるフォルダのファイルを並び替えただけで
「設定を変えたな、そんなことするなといったろ!」と怒鳴り、「あの女にパソコンをさわらすな!」と、工場中に聞こえるような大声で怒鳴って回ったのです。それ以降、私は仕事を与えられなくなりました。

例えば上司が女子社員に「今日もセクシーだね」と言ったり、カラオケでデュエットを求めたりする。いかにもセクハラ的ですが、セクハラの基準が「受け手側の主観」に委ねられているため、女子社員がOKならばセクハラになりません。
逆に、受け手が不快に思う言動はすべてセクハラに該当する恐れがあります。被害者(または被害者を装った)女性が、個人的に気に入らない男性を排除する「手段」としてセクハラを(痴漢冤罪などと同様に)使うケースもあります。
パワハラの増加
厚生労働省によると、職場いじめ・嫌がらせ(パワハラなど)の相談件数は、32,242件。19年度の28,335件よりも3,907件増加しました。これで、統計を取り始めた平成13年下半期から7年連続の増加となり、被害が深刻化がうかがえます。
パワハラはセクハラと異なり、性別の関係なく行われます。しかし加害者と被害者が男女である場合は、不快な性的言動による嫌がらせが多いため、セクハラをパワハラの一形態と考える向きもあるようです。



セクハラ・パワハラに遭っていると感じたら
当センターでは、顧問弁護士の協力のもと、法的見地と独自のノウハウでお客様を最大限サポートいたします。
職場に関わるトラブルは、あなたの生活全体に影響を及ぼす問題です。一刻も早く解決に向けて動き出しましょう。
ご相談は無料です。まずはお電話・お問い合わせください。

