無線マニアによる傍受
今や盗聴大国となった日本では、盗聴器を仕掛けた人、仕掛けられた人とは全く別の第三者、傍受マニア(自ら機器を仕掛けることはなく、受信機のみを持ち、空間を飛び交う無数の電波をハンティングすることを趣味としている人)と呼ばれる人達が他人のプライバシーを無視し、覗いていることをご存知ですか?例えば住宅街やオフィス街、ホテル街などの盗聴器やコードレス電話機が狙われやすいのです。
その事により、自分しか知らない事を他人に知られてしまったという今回の案件です。

新社会人として上京してきたIさん。1Kの賃貸マンションに住むことになり、忙しい日々を送る中、IT関連の仕事をしていたこともあり部屋にはパソコンを使える環境が整っていました。夏が終わり残暑の残る9月頃だったと思います、地元の友人から一本の電話がかかってきました。その内容とはどうやらIさんの私生活の状況がネット上のマニア向けサイトにブログとして書かれているものでした。
たまたまお盆に帰ったときに友人らと近況報告をしていたこともあり、Iさんに非常に似ているという事で連絡をくれたそうです。慌てて確認をすると固有名詞は書かれていなかったものの、それはまぎれもなくIさんでした。しかも、有る事無い事面白可笑しく書かれていたが、ほとんどの内容が身に覚えがあるため、どうすればいいか分からなかったそうです。考えた末に探偵社に依頼する事にし、日を改めて盗聴器の調査をした所、コンセント内部に盗聴器がある事を確認し、Iさんに状況確認をした上ですぐに撤去した。今までに部屋に誰も招いたことが無い事から推測して、Iさんが越してくる以前に何者かが仕掛けた物だと考えられる。
こうした現代社会では誰が、いったいどんな理由で仕掛けたのか、もしくは理由すら無くまるで無差別テロのように仕掛けるのかその心理は仕掛けた者にしか分からないだろう。そして残念な事に、電波を傍受するだけでは全く罪になりません。
プライバシーとは、「自分で守らなければいけないもの」その認識を強く持たされる案件でした。このように、盗聴・盗撮に関しては状況・方法などにより解決方法なども変化してきますので、まずは専門の相談員へのご相談をお勧めします。