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嫌がらせによる盗聴盗撮

近年のご近所づきあいを象徴するケース

盗聴器の用途は様々です。今回は、盗聴器を使用した悪質な近隣トラブルをご紹介します。


出産を期にマンションを購入したFさん夫妻。ご近所への一通りの挨拶は済ませていたそうです。
育児や環境の変化に加え、もともと人づきあいが苦手なFさんは、すれ違えば挨拶はするものの、自ら話しかけたりはしませんでした。すると近所で少し浮いた存在になり、次第に話す機会も減っていきました。ですがFさんは「さほど気にすることもない」と考えていました。



階下に越してきた、奇妙な住人

数年後。子供が小学校に入る時の事です。マンションのちょうど下の部屋に、新しい家族が越して来ました。挨拶に来られたようでしたが、ちょうど外出していたために面識はありませんでした。
そして数ヶ月が経ったある日。夕食時に突然、下の住人Kさんが物凄い剣幕で訪ねてきました。事情を聞くと「子供の足音がうるさい」とのことです。その場は平謝りして事を収めましたが、Fさんは深く考えませんでした。

この事件があってから、マンションの住人達の間で、Fさん家族の悪い噂が流れるようになりました。
内容は「Fさん夫妻が離婚する」といったもので、そのような根も葉も無い噂を立てられていることにFさんはショックを受け、同時に怒りを覚えました。自分で噂の出所を調べても何も分かりません。そこで弊社が調査に乗り出しました。

調査結果から、噂の出所は階下のKさんということが判明。そして驚いた事に、KさんはFさん宅での出来事を事細かく知っていたのです。離婚の件も、ちょうどその時期にささいな言い争いをした事実に尾ひれをつけたものでした。盗聴器を仕掛けている可能性があります。

ご近所づきあいの闇

盗聴の可能性を考え、すぐに盗聴器の調査を試みました。しかし、どれだけ探しても発見できません。そこで調査の方向性を変え、Kさんに盗聴を認めさせることに成功しました。Kさんは盗聴器ではなく、周波数の出ないコンクリートマイクを使用していたのです。

現代社会において、近所づきあいが無くなりつつある中、このようなトラブルは非常に起こりやすいものです。無理に仲良くするという事ではないですが、人と人との生活空間の中で全く関わらないというのは難しい事です。当たり障りのない程度の付き合いをされた方がいいのではないでしょうか。